人性は善悪を問わず、善悪は心のある種の状態(の外見)に過ぎない。白昼と夜のように。人は創造された初期の心の状態は善であり、心の中には一定量の愛が含まれている。なぜなら、誰も憎しみを抱いて生まれてくることはないからだ。しかし、善は人性の本質ではなく、単なる状態に過ぎない。心の中の愛の量は、経験や他者や環境との相互作用によって変動し、増減する。愛が負の値に減少すると、それは憎しみに変わり、悪として外見化される。例えば、ある人が愛情や友情の中で傷つけられた場合、彼の愛は減少し、さらには憎しみに変わる可能性がある。数軸で表すと、縦軸は愛の量を示し(正値は愛、負値は憎しみ)、横軸は時間を示すと、それは波動する曲線となる。
一つの感悟は、必ずしも正しいとは限らない。